今日から12月。
2025年ももうすぐ終わりだ。
これを見てくれるあなたには、どんな一年だっただろうか。
私は、この一年、自分とたくさん向き合っていた。
特に夏〜11月は、自分の中が揺れる出来事がいくつもあった。
「なんで今これが出てくるんだろう…?」
そんなふうに戸惑いながら、私は自分と向き合い続けてきた。
今日は、心が揺れたときにどうすればいいのか、
魂解放チャネラーとしての視点からお伝えしたいと思う。

■はじめに
11月は、感情が揺れたり、思い出したくなかったことが急に浮かんできたり、
思考がぐるぐるして落ち着かない日を過ごした人も多いのではないかと思う。
これは気のせいではなく、エネルギーの流れの影響を大きく受けていた時期である。
11月2週目から水星が逆行しており、
見たくなかった過去の記憶や、心の奥にしまった感情が浮上しやすかった。
12月に入り、ようやくその揺れが落ち着き始める。
順行に戻った水星が、私たちの意識を前へと向かわせてくれる。
「11月はなんだかしんどかった」
「理由は分からないけどずっと思考がぐるぐるしていた」
そんな人に向けて、今日は“11月の揺れ”をどう攻略していくか、
どうやって12月のエネルギーに乗せていくかを書いていく。
最後までお付き合いいただけると嬉しい。

■11月、エネルギーの流れ
11月の揺れは、水星逆行が関係している。
水星は「思考・言葉・コミュニケーション・移動・情報」を司る星である。
私たちの“考え方”や“伝え方”、“思考のクセ”にも深く関わっている。
その水星が逆行すると、エネルギーが逆流する。
本来、現在から未来に向かってスムーズに流れるものが止まり、
現在から過去へ、つまり、見過ごしていたテーマや、心の奥に置き去りにしてきた感情が
再び浮上しやすくなるのだ。
「過去が蒸し返されたように感じる」
「忘れていたことが急に出てきた」
そんな現象が起こるのは、
逆行が“振り返り”や“再確認”を促すエネルギーだからである。
それは“解決できなかったから悪い”のではなく、
あなたの中にある大切な“本音のかけら”に気づけていないだけ。
水星逆行は、ただ
『ここにまだ気付いていないものがあるよ』
と知らせてくれているだけなのだ。

■思考ぐるぐるは“後退”?
私は普段から思考癖があるが、11月はそれが酷かった。
ふと気を抜いた瞬間、思考が止まらなくなることが何度もあった。
思考するのは、「起きた出来事」または「その延長の妄想」である。
- あの言葉がどうしても許せない
- 相手が変わってくれない
- 起きてもいない未来を悪い方向へ想像してしまう
スピリチュアル界隈では思考を悪に近い考えをする人もいるが、
私は普段のセッションの時にも思考を悪いこととはしていない。
そこには自分を知るヒントが必ず隠されているからだ。
過去のことが思考に上がってくるとき、
注意しなければいけないのは、出来事に囚われないことだ。
出来事に意識が吸われてしまうと、
その奥に隠れている“本当のテーマ”に気づけない。
大切なのは、何に反応しているか、知ること。
私自身、何度も向き合ってきたはずのことが
ふいに出てきて、しんどい日が続いた。
もうこれは出てこないと思ったのに。
もう大丈夫だと思っていたのに。
しかし、そこにある“本音のかけら”や“蓋をしていた感情”に気づくと、
揺れはただの苦しさではなく“自分と繋がるための整理”へと変わっていく。

■思考ぐるぐるは“後退”?②
思考がぐるぐるしているとき、
「また戻ってしまった」「成長できていない」と感じる人も多いのではないかと思う。
だがそれは後退ではない。
心の奥にしまった“本音のかけら”や“蓋をしてしまった感情”が
「そろそろ気づいて」と姿を見せ始めている。
本来、人の魂というのは生まれ変わりを繰り返して学んでいく。
今必要な学びのため、気付きを与えるために、
形を変えて、出来事を変えて、何度も繰り返す。
同じことが起きているように感じるのはそのためだ。
同じことを繰り返さないために大切なのは、
起きた出来事を整理することではなく、
「何に反応したのか?」
ここを見ることである。
自分の中に封印されていた感情に気付くこと。
自分の奥深くにある本音を知ること。
怒りの下には、悲しさや寂しさや不安がある。
自分の奥深くには、人生の設定が本音として隠されていることがある。
私の場合は、
「物事が順調に進むのが嫌」
「私は悲劇のヒロイン」などの設定が本音として隠れていた。
もちろん、セルフ玉ねぎで剥いて削除。
学びと言うのは地球世界での良いことだけではない。
すべては陰陽なので、陽だけを学ぶわけではない。
陰を先に学んだのなら、その分陽が学べる。
この幅を広げていくのも大切な学びである。

■水星順行と12月のエネルギー
12月に入り、水星が順行へ戻った。
さらに今月は、金星が射手座入りし、
すでに射手座にいる太陽・火星と重なり、
一気に“前へ進むエネルギー”が強まる。
射手座は、拡大・成長・真実・自由を象徴する星座である。
11月の揺れで集めた“本音のかけら”をそのまま抱えながら、
12月は
- 軽やかに
- 自由に
- 自分の本音に沿って
進んでいける流れが整っていく。
11月の揺れ → 12月の前進
これが私たちに用意されたギフトである。

■本音の自分で進む12月
まずは、自分の反応を丁寧にキャッチすること。
「何故それを言われた時にズキっとしたのか」
「本当はどうして欲しかったのか」
「どんな言葉を求めていたのか」
「今ならどうするか」
それを批判せずに見る。
たとえその本音が、
- 世間的には悪いと思われるもの
- 自分では認めたくないもの
だったとしても、問題はない。
それはただ、あなたの魂が
「これが私だよ」と見せてくれているだけである。
「あぁ、私はこう思っていたんだな」
この一言が、心を最も深く癒す。
本音に気づき、受け止めること。
それはあなたの“自分と繋がる力”になる。

■ひとりで向き合うのが難しい人へ
本音に触れる作業は、時に苦しくなることがある。
向き合うのが怖い日もある。
そんなときは、無理をしなくていい。
外部のサポートは甘えではなく、
あなたの歩みに寄り添うための“助け”である。
私のセッションでは、
あなたが安心して自分と繋がれるように、
丁寧にサポートしている。
ひとりで抱え込む必要はない。
このブログを見て、私とご縁を持ってくれるあなたは、
きっと一人で抱え込む頑張り屋さんだと思うから。
遠慮なく頼ってほしい。

■おわりに
12月は、前に進むエネルギーが満ちる月である。
11月の揺れは、あなたの中にある宝物を集める時間だった。
そのかけらをそのまま連れて、
あなたらしく進んでいける1ヶ月でありますように。
ゆっくりでいい。
必要な分だけ、あなたのペースで。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
